お久し振りです。社長の「C」です。

受験もいよいよ佳境。弊社の受験生達も私立は決まり、残るは国公立が本命の生徒さん達を残すのみとなりました。本命が私立の子も、すべり止めで受かった子も、まずはおめでとう御座います。努力は裏切りませんでしたね。人事を尽くした結果だと思います。

そして、これから本命を受ける生徒さんには一つアドバイスを。

不安になってしまったときは、無理矢理に自分を信じようとしたりする必要はありません。「事実」のみを見た方が絶対に気持ちは良い方向に向かいます。

まず、すべり止めとは言えしっかり選んだ私立は決まっているのです。進学出来ない心配はないという「事実」を再確認しましょう。

しかし、それでも絶対に公立でないと嫌だという気持ちが勝ってしまうという人は、努力を積み上げた時間や量を振り返ってみて下さい。既に解き終わった問題集や、使ってきたノートなどを読み返してみましょう。内容を頭に入れ直す必要はありません。ただただ、自分がどれくらい勉強してきたかを確認するのです。……ほうら物凄く頑張ってきたでしょう? それが「事実」です。

そしてその経験こそが、貴方が人生において受験勉強期間に得た最大の成果なのです。その「事実」を認識しましょう。この「事実」は、合否の結果などよりも、貴方の人生にとって遥に価値のあるものです。これは、絶対的な「真実」です。

だから貴方は、既に受験勉強がもたらす最大の成果を得ているのです。ですので何も心配する必要はありません。だって今の貴方は、全ての過去を経て存在しているのですから。

さて、そんな訳の分からないアドバイスをした私なのですが、実は先月末から今月前半に38.9℃の高熱を出していました。それ自体は、薬と点滴で何とかなったのですが、喉の腫れと頭痛が治まりません。これが医学の限界なんでしょうね。

そこで誰か、いい呪術を御存知な方はおられませんか? 出来れば副作用などのリスクが少なく、低価格なタイプが良いです。

生きた鶏や牛、蛭などの生け贄を使うタイプは臭いがキツそうなのでパスで。あと、頭に釘を刺したりも、その後の生活に支障をきたすので勘弁願いたいです。基本町っ子なんで、聖水などと言って古い水をかけられたり飲まされたりも、更に別の病を患う自信があります。皮膚も弱いので、葉の付いた枝で身体を払われるのもかぶれそうで嫌ですし、焚き火の前で呪文を唱えるタイプも、金が高くつく上に、ただでさえ熱があったのに火の前に座って退屈な呪文を聞き続けられる自信がありません。

……どうやらもう、私の病は手遅れの段階まできているようですね。無念ではありますが、諦めることにします。

せめて残りの人生を健やかに過ごせるよう、仕事が終わったら痛み止めと風邪薬を飲んで安静に寝ておきます。

皆さん、さようなら。今まで有難う御座いました。

……などとふざけて後ろ向きなことを書きましたが、こんな内容を書き残したところで、「そういうわけでまた次回」となるのが「事実」ってもんなんですよ。

そういうわけでまた次回。