こんにちは。社長の「C」です。

ポスティングが忙しく久し振りの更新になってしまいましたが、その甲斐あって南相馬市の全世帯へのポスティングが終了しました。丁度そんなタイミングで受験までラストスパートのこの時期を迎えましたので、折角なのでこの場を借りて簡単に宣伝をばさせて頂こうかと思います。

弊社は、安さを売りにするつもりがないので大々的には広告していませんが、高額教材を売らない、高額管理費を取らない家庭教師としては、恐らく出費の一番掛からない会社であるだろうと自負しております。何故なら、うちより安い月謝を謳っている派遣会社の場合は、何らか高い物を買うか高額管理費等を払うか、又は高額月謝を先払いさせるか、のいずれかの手法を取られているからです。

家庭教師を派遣する側の実情を書いてみます。

まず、生徒募集の広告を出すだけで高額の経費が発生します。その上、電話や書類の送付等でもどんどん出費がありますし、派遣業である以上、業務に携わる人件費がやはりとても多く掛かります。更に突っ込んだ話をすると、人件費の割合の多い事業をしているということは、法人として払う税金も相当な金額が掛かることになります。こんな状況で請求する月謝が安くては、会社を存続出来る筈がありませんし、存続出来たとしても、事業を続ける意味はありません。つまり、月割り月謝を異常に安く広告している場合は、当然別名目でお客様から利益を得ているということになります。そうであるからこそ、その会社は存在しているのです。

そして、目が飛び出るくらい月割りの月謝が安いケースで一番多いのが、教材費が数十万とか、管理費が毎月一万超とか。酷いところだと、カリキュラム費などどいう、存在しないサービスに数万数十万払わせる業者などもあります。もっと酷いケースでは、一年分なり数年分なりの月謝を前払で回収して、その後は会社自体が……ゴニョゴニョ。家庭教師業界に身を置いて約二十年。そんな業者の話を嫌というほど聞き、また目の当たりにしてきた私なので、手前味噌ながら弊社について断言出来ることがあります。

弊社は、多額の前払が必要なサービスは用意しておりませんし、そういった意味で、家庭教師会社としては間違いなく最安値のグループであると断言できます。かつ先生の質には絶対の自信を持っています

ですので、もし何かの巡り合わせでうちの広告を目にし、気の迷いでも弊社に興味を持って頂けたならば、お話だけでも聞いて頂ければ……と願っております。そしてその際は、結果生徒さんになって頂けなくとも、お話を聞いて頂く前より、ほんの僅かでもお客様にプラスを生み出せるようにと思ってお話させて頂くつもりでおりますので、宜しくお願い致します。

さて今日は私にしては珍しく真面目な話(露骨な宣伝)をしてしまいましたので、がらりと切り替えまして、全く真逆の子供じみた話でオチをつけて、この頁を下げさせて頂きます。

まず、携帯電話の電車での利用について。

ルールは電鉄が決めることなので禁じるのは良いと思います。気になるのは、禁じている理由と、それがマナーだとされている点です。

『他のお客様に迷惑』

なら私語や無駄な動作も禁じるべきですね。学校で、茶髪は良いけど前髪はオンザ眉毛と言われたような気持ち悪さが残ります。

『ペースメーカーなどの……』

これは理解できます。事実であるならば、実際気を付けるべきでしょう。ただ、携帯電話がそれほどまでに危険な機器であるならば、そもそも野外での使用を禁じるべきですし、一般人が何の資格もなしに持ち歩いて良い物ではないように思います。ましてや子供に持たせるなんて言語道断という話になりませんか。

以上の話は一旦置いておいて、話変わって、酒と煙草についてはどうでしょうか。

どちらも迷惑なのは間違いありません。ですが、最近は煙草の方が悪く言われていることには理解に苦しみます。

確かに煙草も迷惑を掛けます。純粋に煙たいし、やはり吸わない人にしてみれば臭いも気になりますし、健康被害もあると見なすのが正解でしょう。

しかし私に言わせれば、酒の方が明らかに迷惑です。飲酒運転による事故、酔った勢いの失言、暴言、喧嘩、殺人。……様々な問題が毎日起こっています。こんなこと、誰もが認める話なのに、何故か酒は煙草ほどには非難されません。酔っ払いなら許される行為が多過ぎる気がします。呑まない人間からすれば、酔っ払いは特権階級者です。

『酒はストレス発散になる』なんて言葉も物は言いようで、すなわち酒は、理性のリミッターを解除ないしは緩和するツールな訳だから、危険なことは明明白白。実際、酩酊状態なら人を殺めてしまっても、法的に責任能力を問われなかったりもします。

ちなみに、酔わない程度にしか呑まなければ……と言う意見も却下します。そんなことは不可能です。嘘だと思うなら、酔わない程度に呑んだ後、車を運転して警察に止められてみて下さい。如何に自分が正しくないかを教えてくれる筈です。

このように、運転を禁じられる程に『自制の利かなくなること』を法で認められた飲料が、何故に煙草より容認されているのか、やはり理解に苦しみます。

……とまあ、いろいろ子供っぽいことを書き並べてみましたが、要するに何が言いたかったかというと、上記の理屈が正しいかはさておき、世の中、筋が通れば正解という訳ではないよということを逆説的に説明したかったのです。

一見モラルによって決まったかに見える社会のルールには間違いなくとても大きな裏があり、そこには、それによって利益を得ている方々が存在している……ということが言いたかった訳です。

募集している家庭教師の時給よりも安い月謝で勧誘されているような家庭教師会社もしかり……ね。

今回は家庭教師業界に長く身を置き、嘆かわしく思う部分を、多分に皮肉を込めて書いてみました。

この話を分かり易くまとめると、異常に安い月謝を謳って勧誘しておいて別名目で利益を取っておられる業者様に対する……私の子供じみた対抗意識の表れです。お目汚し失礼しました。